出雲覇者・東海大９位出遅れ　指揮官白旗「上位３つはお手上げ」

第９４回箱根駅伝往路 （ 2018年1月2日    東京・大手町～箱根・芦ノ湖、往路５区間１０７・５キロ ）

往路９位でゴールする東海大・５区の松尾
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　出雲駅伝を制した東海大は９位と出遅れた。１区にエントリーしていたエース関から三上へのメンバー変更は、「（ケガ明けの関の復調が）間に合わなかった。入れただけだった」と両角速（もろずみ・はやし）監督のプラン通りだったが、７位でたすきを受けた主力の２区・阪口と３区・鬼塚で順位を１つしか上げられなかったのが誤算。「その後の走者に焦りが出てミスになった」と４区・春日と５区・松尾がいずれも区間１２位で失速した。

　総合優勝を狙っていた指揮官は「上位３つにはお手上げ」と白旗を揚げ、「４位までのチームに、どこまで巻き返せるか」と目標を修正していた。