東洋大、３区・山本も区間賞！厚底シューズで“陸王”証明

第９４回箱根駅伝往路 （ 2018年1月2日    東京・大手町～箱根・芦ノ湖、往路５区間１０７・５キロ ）

快走する東洋大の３区・山本
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　東洋大の強さの裏にはシューズへのこだわりもあった。１〜４区までの選手が使用したのは厚底が印象的なナイキ製「ヴェイパーフライ４％」。３区で青学大のエース田村との一騎打ちを制し、区間賞に輝いた山本は「反発力があり、走るスピードが出ると感じる」と感想を語った。ただ、特徴的な形状ゆえ故障のリスクもあるといい「しっかり体幹をつくらないと、ケガの心配もある。今季はフィジカル強化でそれを防げている」と手応えを口にした。

　山本は酒井監督から「区間賞を獲ったらエースと認める」とハッパをかけられてきた。これまでは出雲、全日本ともに区間２位だったが、この日は青学大のエース田村と競り勝った末に区間賞の快走。酒井監督は「田村君に勝ったのはエースと呼べると思う」と絶賛した。