アン・シネ「精神的な動揺」で棄権 前日のクラブ超過発覚「あまりにもショック」

[ 2017年10月20日 09:36 ]

棄権してコースを後にするアン・シネ(右)
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 女子ゴルフのNOBUTA GROUPマスターズGCレディース(兵庫・マスターズGC)の第2ラウンドがスタートし、韓国の“セクシークイーン”ことアン・シネ(26)に第1ラウンドでのクラブ超過が発覚し、8罰打が科せられた結果、棄権を申し出た。

 前日の第1ラウンドでは3バーディー、9ボギーの78で回り、6オーバーの97位。ゴルフ規則では「14本を超えるクラブを持ってラウンドをスタートしてはならず、違反の罰は(超過本数にかかわらず)違反のあった各ホールに対し2打。ただし、1ラウンドにつき最高4打まで(違反のあった最初の2ホールに各2打の罰)」と定められているが、さらにスコア誤記の規則で「違反をした各ホールに対し2打の追加の罰を受ける」ため、前項の2ホールにそれぞれ2打の罰が科せられ合計8打罰となり、第1ラウンドは14オーバーの86となった。

 青色のウエアに白ミニスカートでコースに現れたアン・シネだったが、スタート前の準備中にクラブ超過に気付き、自ら日本女子プロゴルフ協会に申し出てルールの確認を行った。「ゴルフを始めて20年くらい経ちますが、初めてのことであまりにもショックでした。精神的な動揺が大きく棄権を選びました」と説明。ギャラリーにミニスカート姿を披露することなくコースを去ることになった。日本ツアーの次戦は現時点では未定となっている。

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2017年10月20日のニュース