スノボ鬼塚雅W杯で新技投入「それができたら優勝か2位には入る」

[ 2017年10月20日 16:18 ]

欧州でのW杯に出発した鬼塚雅
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 スノーボード女子の鬼塚雅(19=星野リゾート)が20日、ビッグエアのW杯2大会に向けて成田空港から渡欧した。

 今回の遠征の最大のテーマは実戦で女子最高難度の「バックサイドダブルコーク1080」を投入すること。現状では試合で成功した女子選手はアンナ・ガサー(オーストリア)しかおらず、同選手は昨季、世界選手権にXゲームも制する強さを見せた。練習での完成度は70%程度まで上がっている鬼塚は「決まれば優勝か2位には入ると思う」とW杯初優勝も射程圏。「アンナとの完成度の差を確かめるために点数を見てみたい」と期待を込めた。

 また、事前合宿を行うスイス・ザースフェーのスキー場は、平昌五輪のコース設計者が練習場を作っているという。来年2月の本番に向けてスロープスタイルのコース特性を知るにはもってこいの環境で「五輪のいい練習になりそう」とこちらにも意欲十分だった。

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2017年10月20日のニュース