ウエストブルックが開幕戦でいきなりトリプルダブル 新ビッグ3好調

[ 2017年10月20日 14:13 ]

開幕戦でトリプルダブルを達成したウエストブルック(AP)
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 NBA昨季のシーズンMVPに選出されたサンダーのラッセル・ウエストブルック(28)が19日、地元オクラホマシティー(オクラホマ州)で行われた開幕戦(対ニックス)で7つのターンオーバーを喫しながらも21得点、10リバウンド、16アシストをマーク。昨季は史上2人目となる年間トリプルダブルを達成し、42試合にわたって3部門に2ケタの数字を残したが、今季も初戦から万能ぶりを発揮した。

 今オフにはペイサーズからポール・ジョージ(27)、ニックスからカーメロ・アンソニー(33)の米国代表経験者が加入して“新ビッグ3”を結成。ジョージは39分出場して6本の3点シュートなどでチーム最多の28得点をたたき出し、アンソニーは昨季まで在籍した古巣相手に22得点を記録した。

 ジョージは「簡単にシュートを打たせてもらった。このまま行きたいね」と絶妙のパスを供給したウエストブルックとの連携に自信を深めた様子。アンソニーは「チームが目指しているものと、この日の結果には満足している」と新天地でのデビュー戦に納得の表情を浮かべていた。初戦ではチームの合計得点の68%を3人でマーク。西地区制覇への可能性を感じさせる開幕戦となった。

 ニックスは2メートル21のクリスタプス・ポルジンギス(22)が31得点、12リバウンドを稼ぐなど奮闘。しかし好守両面で総合力では及ばず、後半に入って点差はじりじりと開いていった。

 アンソニーとのトレードで交換要員となったエネス・キャンター(25歳)は10得点、ダグ・マクダーモット(25)は4得点。期待されたティム・ハーダウェイJR(25)は29分の出場で8得点に終わった。

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