中学は男子原田、女子芳賀V 高校男子は遠藤ら、女子大田首位

[ 2017年10月20日 05:30 ]

スポニチ主催平成29年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会・東北中学校ゴルフ選手権秋季大会第1日 ( 2017年10月19日    福島県棚倉町 棚倉田舎倶楽部=高校・中学男子=7050ヤード、パー71 高校・中学女子=6178ヤード、パー72 )

東北中学生ゴルフで優勝した原田(右)と芳賀
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 中学男子は原田竜成(宮城・成田2年)が7オーバーの78、女子は芳賀幸瞳(こうみ、山形・陵東1年)が8オーバーの80でそれぞれ優勝した。来年3月に滋賀・富士スタジアムゴルフ倶楽部で行われる全国大会には、男女それぞれ4位までが出場する。2日間で争われる高校の部では、男子が遠藤銀河(福島・学法石川2年)と桑島大紀(同2年)が3オーバー、74で並び、女子は大田紗羅(福島・東日本国際大昌平2年)が3オーバーの75で、それぞれ首位に立った。

 昨年6位の原田が78でまとめて中学男子の頂点に立った。この日はグリーンに水が浮く悪条件で、「難しかった。簡単にボギーを叩いてしまった」とスコアには納得していない。東北連盟の準強化選手として、国体少年で優勝した米沢蓮(米沢中央高3年)らに刺激を受けている。「メンタル面や体づくりなど勉強になることが多い」。全国制覇を目指し、冬場は体幹などを強化することをテーマに掲げた。

 中学女子は1年生の芳賀が初優勝を飾った。雨のコンディションでスコアメークに苦しむ中、最終9番ではピン横80センチにつけてバーディー。「せめて80で上がりたかったので、良かったです」と笑みをこぼした。昨年の全国小学生大会で2位になり、6月の東北中学選手権でも上級生を抑えて優勝。宮里藍に憧れる12歳は「全国でアンダーで回ったことがないので、練習で体力をつけて臨みたい」と意欲を見せた。

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2017年10月20日のニュース