内紛のブルズ 初戦はラプターズに完敗

[ 2017年10月20日 12:00 ]

デビュー戦で17得点を挙げたブルズのマーカネン(右=AP)
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 NBAブルズは19日、敵地トロント(カナダ)でラプターズとの開幕戦に臨んだが、101―117(前半37―58)で敗れて黒星スタートとなった。

 17日の練習中に若手フォワードのボビー・ポーティス(22)が昨季10・6得点をマークしていた主力フォワードのニコラ・ミロティッチ(26)と乱闘。顔面を殴ってミロティッチの鼻骨を骨折させ、チームは同選手に8試合の出場停止処分を科した。その内紛の影響をひきずったままの開幕戦となり、第2Qで14―33とリズムを失って差を広げられた。

 それでもドラフト全体7番目に指名され、先の欧州選手権ではフィンランド代表として活躍した2メートル13のラウリ・マーカネン(20=アリゾナ大出身)が先発して33分出場し、17得点と8リバウンドをマークするなど収穫もあった一戦。フォワード2人の“脱落”で当分の間、マーカネンのプレータイムは増えそうな気配だ。

 勝ったラプターズはリトアニア出身のセンター、ヨナス・バランチューナス(25)が23得点、15リバウンドを稼いでゴール下で奮闘。ペイサーズから移籍してきたCJ・マイルス(30)は20分の出場ながら、6本の3点シュートなどで22得点を挙げて新天地でのデビュー戦で存在感を示した。

 第2戦はブルズが地元シカゴでスパーズと、ラプターズは同じトロントで76ersと顔を合わせる。

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