山本、男子走り幅跳びで世界新 日本パラ陸上最終日

[ 2016年5月1日 17:11 ]

日本パラ陸上男子走り幅跳び(T42)で、6メートル56の世界新記録をマークした山本篤

 日本パラ陸上選手権最終日が1日、鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場で行われ、走り幅跳びは男子(切断などT42)でリオデジャネイロ・パラリンピック代表が内定している山本篤(スズキ浜松AC)が6メートル56の世界新記録で制した。昨年7月にマークした自らの日本記録を20センチ更新した。女子(切断などT44)では中西麻耶(大分県身体障害者陸協)が5メートル51で優勝し、自身のアジア記録を更新した。

 山本は4回目の跳躍で従来の世界記録を3センチ塗り替えた。昨年の世界選手権覇者の貫禄を示し「世界新を出せると思ってやってきて実際に出せたのは自信になる」と言う。リオ大会に向けては「6メートル80くらいまで出したい。金メダルが取れるように準備していきたい」と貪欲に話した。

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2016年5月1日のニュース