乾&三井組 内容一新プログラムでデュエットFR首位

[ 2016年5月1日 05:30 ]

デュエット・フリールーティン予選で新しいプログラムを披露する乾(左)と三井

 シンクロナイズドスイミングの日本選手権を兼ねたジャパンオープン2日目が東京辰巳国際水泳場で行われ、デュエット・フリールーティン(FR)は乾友紀子(井村シンクロク)三井梨紗子(東京シンクロク)組の日本が首位に立った。

 リオデジャネイロ五輪で最初に演じる種目だけに勢いをつけたいところ。デュエットは昨夏の世界選手権で五輪切符を獲得したが、FRはウクライナに敗れたこともあり、内容を一新した。実戦でのお披露目にも井村監督は「同調性、スピード、距離感が駄目」と厳しかった。テーマは「風神雷神」。そこに「嵐のち晴れ」という天気を織り交ぜた内容。天気が2度入れ替わる流れの中で乾は雷神、三井は風神を演じた。井村氏は「見ていて、音楽的にも作品としては間違っていないと思う」とうなずいた。

 ▽デュエット予選 (1)乾友紀子(井村シンクロク)三井梨紗子(東京シンクロク)184.9290点(テクニカルルーティン92.0957、フリールーティン92.8333)(2)トーマス、シモノー(カナダ)177.1393点(88.1726、88.9667)(3)ディオスダド、アチャチ(メキシコ)169.2718点(83.5718、85.7000)

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2016年5月1日のニュース