角界最大一門から異例の離脱 千賀ノ浦部屋、貴乃花一門へ

[ 2016年5月1日 20:15 ]

 大相撲の千賀ノ浦部屋が、出羽海一門から貴乃花一門へ移籍することが1日、関係者の話で分かった。4月下旬、日本相撲協会に報告を済ませた。角界最大派閥、出羽海一門からの部屋離脱は異例で貴乃花一門所属は5部屋目となる。

 千賀ノ浦部屋は先代師匠(元関脇舛田山)が4月10日、65歳の定年を迎えた。貴乃花部屋に所属していた現在の師匠(元小結隆三杉)が年寄「常盤山」から「千賀ノ浦」を襲名し、部屋を継承した。関係者によると貴乃花一門行きは現在の千賀ノ浦親方の意向が考慮されたという。

 貴乃花一門は2014年5月、「グループ」から六つ目の「一門」となることが承認された。これまで貴乃花、阿武松、大嶽、立浪の4部屋で構成されていた。

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2016年5月1日のニュース