新国立聖火台具体案は1年半前までに決定 点火まで公開せず

[ 2016年3月24日 19:46 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の聖火台について、遠藤利明五輪相は24日に開かれた自民党の会合で、設置場所などの具体案を開幕1年半前までに決定する考えを示した。ただし、開会式の目玉となる演出上、「点火の日まで公開しない形に持っていかないといけない」と指摘した。

 国際オリンピック委員会(IOC)との協議で、開会式の演出責任者は大会の2年半ほど前に決め、準備に着手する流れも示されたという。

 建設計画で設置場所が考慮されていなかったことを受け、遠藤五輪相が座長を務める政府の検討チームは、大会期間中の設置場所を競技場の内外どちらにするかなど基本的な方向性を4月下旬までにまとめる。

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