貴乃花親方が出馬を決断したワケ…仲間の後押し 相撲道=人生

[ 2016年3月24日 10:20 ]

理事長選に出馬表明した貴乃花親方

 日本相撲協会No・3の総合企画部長を務める貴乃花親方(43=元横綱)が23日、次期理事長選に向け、スポニチ本紙を通じて異例の立候補を宣言。「これが私にとって最初で最後の勝負となります」と、今回が最初で最後の出馬となることを激白した。

 貴乃花親方が強い決意を持った理由はともに土俵を沸かせた多くの仲間からの後押しによるものが大きい。「同じ考えを持つ方々を得て支えてくれています。彼らは昭和の相撲界を支えて平成の世に名を上げた方々ばかり。皆さんで飲む酒はうまくて、歌をうたい鼻歌まじりに家路に就きます。それが貴乃花を支えてくださる同志の強みです」。そうした仲間とともに臨む理事長選。「この路(みち)を皆様と同じ歩幅で進みたいと思います」と決意は固い。

 現在の貴乃花親方の心境を表す言葉。それは「一将万骨」だ。「私を支えるためにいくつもの骨が拾われようとしています」。そんな全ての同志へささげるメッセージがある。「家に帰れば家族がいる。我が子の笑顔を見よ。故郷の両親の笑顔を思えよ。いつでも見守ってくれるご先祖を思い出せよ。連れ合いのほほ笑みを胸に秘めよ。家族の絆を呼び起こせよ。とはいえ、私自身、母と兄とは疎遠です。理由はともあれお互い悪気はありません。優しい母、優しい兄。私がいないとひがんでしまう母と兄です。それだけです。ただ私は相撲道を背負って生きることをある時から決意しただけです」。貴乃花親方の人生は相撲道そのもの。今回の立候補表明もその道の一つである。

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