ウォリアーズ ホーム33戦全勝“スプラッシュ・ブラザーズ”躍動

[ 2016年3月24日 17:49 ]

クリッパーズ戦で33得点を挙げたウォリアーズのカリー(AP)

 NBAは23日に各地で12試合を行い、リーグ全体首位のウォリアーズは地元オークランドでクリッパーズを114―98(前半51―49)で下して64勝7敗。ホームでは今季33戦全勝となり、リーグ記録となっているホームでの通算連勝を51に伸ばした。

 ステファン・カリー(28)は33得点。クレイ・トンプソン(26)7本の3点シュートで32得点を稼ぐなど、この日は“スプラッシュ・ブラザーズ”が活躍。このカードは今季4戦全勝となった。

 西地区全体4位のクリッパーズは3連敗で43勝27敗。センターのディアンドレ・ジョーダン(27)は19得点20リバウンドを挙げたが、敵地でのこのカードは9連敗となった。

 スパーズも地元サンアントニオでヒートに112―88(前半56―47)で快勝して60勝11敗。ウォリアーズ同様にホームでの“不敗神話”を守り、今季は36戦全勝(昨季から45連勝)となった。ただし自己最多に並ぶ32得点をマークしたカワイ・レナード(24)は第3Qに右太腿を打撲して退場。同じくホームで行われる25日のグリズリーズ戦への出場は微妙となっている。

 ヒートは41勝30敗となって東地区全体の5位に後退。第3Q終了時点で25点差をつけられて完敗を喫した。

 ジャズは敵地ヒューストンでロケッツに89―87(前半34―49)で競り勝って35勝36敗。西地区全体9位からロケッツと入れ替わって8位に浮上し、7位マーベリクスにもゲーム差なしで並んだ。

 ロケッツは3連敗で35勝37敗。ジェームズ・ハーデン(26)は26得点10アシスト8スティールをマークして気を吐いたが、逆点を狙って放った最後の3点シュートは入らなかった。

 ナゲッツは地元デンバーでリーグ全体最下位の76ersに大苦戦。しかし新人ガードのエマニュエル・ムディエイ(20)がハーフライン付近から3点シュートによるブザービーターを決め、土壇場で試合を104―103(前半53―45)とひっくり返した。今季の成績は30勝42敗。ムディエイは27得点11リバウンドをマークした。

 76ersは7連敗で9勝63敗。勝っていれば72年シーズンに76ers自体が記録している年間最低勝率(・110=9勝73敗)から脱出できたが、ムディエイの奇跡的な一投で敗れ去った。

 <その他の結果>

キャバリアーズ(51勝20敗)113―104バックス(30勝42敗)、ホークス(42勝30敗)122―101ウィザーズ(35勝36敗)、ピストンズ(38勝34敗)118―102マジック(29勝42敗)、ニックス(29勝43敗)115―107ブルズ(36勝34敗)、セルティクス(42勝30敗)91―79ラプターズ(48勝22敗)、トレイルブレイザーズ(37勝35敗)109―103マーベリクス(35勝36敗)、ティンバーウルブス(23勝48敗)113―104キングス(27勝44敗)、サンズ(20勝51敗)119―107レイカーズ(15勝56敗)

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