ダニエル太郎、英国のエース・マリーに完敗 日本黒星スタート

[ 2016年3月4日 23:59 ]

デ杯ワールドグループ1回戦でマリーと対戦したダニエル太郎(AP)

 男子テニスの国別対抗戦、デ杯ワールドグループ(WG)1回戦、日本―英国が4日、英国のバーミンガムで開幕し、シングルス第1試合で世界ランキング87位のダニエル太郎(エイブル)が世界2位のアンディ・マリーに1―6、3―6、1―6で敗れ、日本は0勝1敗の黒星スタートとなった。

 立ち上がりに固さの見られたダニエルは、サーブがなかなか決まらず第2ゲームをいきなりブレークされる展開。第4ゲームもブレークされ、ようやく第6ゲームで1ゲームを取るのが精いっぱいで1―6と押し切られた。

 ようやく本来の動きを見せた第2セットだったが、3―3からの第7ゲームをダブルフォルトなどのミスでブレークされるとペースをつかまれ3―6で落とした。

 後がない第3セットも、第2ゲームをブレークされるなど、挽回できずに終わった。

 第2試合では世界6位の錦織圭(日清食品)が同157位のダニエル・エバンズと対戦。

 初日はシングルス2試合、第2日にダブルス1試合が行われ、最終日はシングルスの対戦相手が入れ替わる。先に3勝したチームが7月の準々決勝に進む。

 ▼ダニエル太郎の話 次に立て直したい。まだ経験や実力が足りない。立ち上がりで緊張し、自分のテニスを見失ってしまった。A・マリーの強さを見せつけられた。

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