白鵬 崖っ縁なでしこにエール「私は大丈夫だと思う」底力に期待

[ 2016年3月4日 17:05 ]

横綱・白鵬

 大相撲の横綱・白鵬(30=宮城野部屋)が崖っ縁に立たされた「なでしこジャパン」への思いを語った。大阪市内の宮城野部屋宿舎で春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けての調整を行った4日の朝稽古後。女子サッカーのリオデジャネイロ五輪アジア最終予選でここまで1分1敗と苦しい闘いを強いられている「なでしこジャパン」について記者から問われ「世界の舞台で何回も闘ってきたし、世界の壁も知っている。もう1回切り替えて頑張ってほしい」とエールを送った。

 自力での五輪出場権獲得は消滅しているものの、4日午後7時35分キックオフの中国戦を含め残り3戦全て勝てば出場権獲得の可能性は十分ある。佐々木則夫監督とも親交があり、しかも今大会のなでしこは自身が臨む春場所と同じ大阪が決戦の舞台となっている。「やっている本人たちが一番苦しいと思う。今までも頑張ってきたのだから、見ている方は大目に見て温かく応援してあげればいい」と同じアスリートとして心情を理解した上で「私は大丈夫だと思う」と、なでしこの底力に期待していた。

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2016年3月4日のニュース