藍 パット苦戦「77」グリーン高速化で「距離感が合わず…」

[ 2015年2月22日 05:30 ]

第3ラウンド、10番で第3打を放つ宮里藍

USLPGAツアー ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン第3日

(2月21日 オーストラリア・メルボルン ロイヤルメルボルンGC=6741ヤード、パー73)
 26位から出た宮里藍(29=サントリー)は1バーディー、5ボギーの77と崩れ、78を叩いた上原彩子(31=モスフードサービス)とともに通算6オーバー、225の39位に後退した。74で回った宮里美香(25=NTTぷらら)は通算2オーバーの21位。ともに72をマークしたリディア・コ(17=オーストラリア)とアリア・ジュタヌガーン(19=タイ)が通算7アンダーで首位を守った。

 宮里はグリーンの変化に対応できず、スコアを落とした。「ショットの内容はいいが、きょうはロングパットの距離感が合わなかった」と振り返った。3日目にして初めて真夏らしい天気となり、湿度が低く、風も吹いたため地面が乾燥した。それによりグリーンはますます高速化。特に後半は4ボギーを叩くなど計38パットを要し、「自分が自信を持ってパットできている分、スピードが合わなかった」と反省した。

 昨年はパットの不振が原因で成績が振るわなかったが、今週はあくまでも距離感の問題で、技術的な不安はないという。最終日も気温が高くなる予報。「ますますグリーンが乾いてくる。気温の変化とゴルフ場の変化に臨機応変に対応したい」と話し、巻き返しへ向け練習グリーンで黙々とパターを振った。

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