38歳若の里が相撲語る 相撲協会企画で特別講師

[ 2014年12月8日 20:03 ]

 大相撲の元関脇で38歳の十両若の里が8日、東京・両国国技館内の相撲教習所で、日本相撲協会のファンサービス企画「相撲寺子屋」の特別講師を務めた。従来は親方らが大相撲の歴史や知識を伝える講師役だったが、公式ツイッターのフォロワー(読者)6万人突破を記念し、現役関取で初めて「教壇」に立った。

 若の里は11月の九州場所千秋楽で史上6位となる通算1631回出場を記録した。力強い四つ相撲だけでなく、地道な努力と誠実な土俵態度は各力士から尊敬されている。約1時間の講演に、大ベテランは「相撲に対する自分の思い、相撲の素晴らしさをファンの方々に伝えたい」と張り切った。

 相撲協会によると、フォロワーは10月2日に6万人を突破。1カ月半で1万人を集めるなど人気回復への追い風となっている。

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2014年12月8日のニュース