原 世界ランク1位・朴仁妃に金星も…日本、韓国に惨敗

[ 2014年12月8日 05:30 ]

日韓対抗女子ゴルフ最終日、ホールアウトし、笑顔で声援に応える原江里菜

女子ゴルフ 日韓女子プロゴルフ対抗戦最終日

(12月7日 愛知県みよし市 三好カントリー倶楽部西コース=6495ヤード、パー72)
 両チームそれぞれ12人によるシングルスのストロークプレーで争われ、原江里菜(27=NEC)が70をマークし、75だった世界ランク1位の朴仁妃(26)を破る金星を挙げた。大きな1勝も、12人の通算成績は3勝2分け7敗。前日の団体戦と合わせて勝ち点は11―25で韓国に惨敗。通算成績は3勝1分け6敗(中止1)になった。

 原がボギーなしで2バーディーを奪い世界ランク1位を撃破。団体戦の前日も対戦し、ドローに終わった朴仁妃相手に圧勝し「隙を見せたら付け込まれる。ノーボギーは大きい」と胸を張った。5番、15番で4メートル前後のバーディーパットを沈めスコアを伸ばすと、ボギーピンチだった7番では5メートルのパーパットをねじ込んだ。相手に傾きかけた流れを一度も手渡さなかった。今季は自己最高の賞金ランク9位。来季は賞金女王という目標を掲げる。金星を自信に「(ツアー)2勝目もしてないのに偉そうなことは言えないけれど、目指したい」と力を込めた。

 ▽競技方法 第1日は両国6組(12人)ずつのダブルス戦でフォアボール(2人のうち良いスコアを採用)形式での18ホールのストロークプレー。第2日は両国それぞれ12人によるシングルス戦で18ホールのストロークプレー。勝ち点は両日とも勝ち2点、引き分け1点、負け0点とし2日間の合計で争う。

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2014年12月8日のニュース