明大 有利予想も走り負け、丹羽監督「今季一番、ダメな試合」

[ 2014年12月8日 05:30 ]

<早大・明大>早大に敗れ、肩を落とす明大フィフティーン

関東大学ラグビー対抗戦 明大24―37早大

(12月7日 秩父宮)
 戦前の予想では、やや有利と見られていた明大だったが走り負け。丹羽政彦監督は「今季一番、ダメな試合だった」と悔やんだ。

 SO田村がキックで仕掛け、前に出るディフェンスでターンオーバーするプランも、相手バックスリーの予想以上の走力に手を焼き、逆にピンチを招く結果に。後半35分から2トライを連取されて万事休す。プロップ勝木主将も「キックチェースが機能しなかった」と敗因を求めた。

 3点リードの前半5分には、大物ルーキーのCTB梶村が個人技で50メートルを走りきりトライ。後半16分には得意のラインアウトからのモールでトライを奪って6点差とした。同25分にはゴール前5メートルの位置でのペナルティーでスクラムを選択したが、押し切れずに絶好機を逸した。司令塔役の田村も「あの時間帯にトライを取れていたら結果は違った」と悔しがった。

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2014年12月8日のニュース