ジョーンズHC 「いい年になった」W杯に向け手応え

[ 2014年12月8日 18:29 ]

 ラグビー日本代表のジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は8日、東京都内で記者会見し、テストマッチで9勝1敗の成績を残した今年を振り返って「日本ラグビーにとっていい年になった。来年が非常に楽しみ」と、開幕まで1年を切ったワールドカップ(W杯)イングランド大会に向けて手応えを語った。

 日本は6月にイタリア代表から初白星を挙げるなど昨年11月からテストマッチ11連勝を果たし、世界ランキングは、一時過去最高の9位まで浮上した。ただ、最後のグルジア戦では成長していたスクラムが崩れて連勝がストップ。ジョーンズHCは「もっと戦術の柔軟性を持たせたい。賢く、さまざまな状況に反応できるようにしたい」と話し、今後の課題に戦術面の強化を挙げた。

 11月の欧州遠征では主力を多く欠いたが、新戦力の奮闘を評価。来年のW杯の選手選考については「積み上げがある中、新しい選手が入るのは簡単ではない」とこれまで起用した選手で代表メンバーを固める考えを示した。

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2014年12月8日のニュース