松山 12位浮上、パット苦戦で乗り切れず「今後につなげたい」

[ 2014年12月8日 05:30 ]

ヒーロー・ワールドチャレンジ第3日、通算4アンダーでホールアウトする松山英樹

米男子ゴルフ ヒーロー・ワールドチャレンジ第3日

(12月6日 フロリダ州ウィンダミア アイルワース・クラブ=7354ヤード、パー72)
 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、1ダブルボギーの71で回り通算4アンダーで12位に順位を上げた。タイガー・ウッズ(38=米国)は通算イーブンパーに戻したが、順位は変わらず最下位の18位。ジョーダン・スピース(21=米国)が通算20アンダーで首位を守った。

 第3ラウンドの松山は波に乗りきれなかった。「グリーンのスピードがつかめていないのか、入ってくれない」とぼやいたように、1番で2メートルのチャンスを外すなど序盤はパットに苦しんだ。それでも粘って、1つ伸ばして迎えた12番パー4で落とし穴が待っていた。

 ティーショットは左ラフへ。残り160ヤードで風はアゲンスト。「手前の池は避けたい。奥からの傾斜で戻るという計算で1つ大きい番手の8番アイアンで抑え気味に打った」と言うショットはグリーンを大きくオーバーした。3打目は木に当たって跳ね返り、結局4オン2パット。ダブルボギーとし「もうちょっとしっかり状況判断ができれば」と反省した。首位スピースとは16打差。優勝は遠のいたが、年内最後のラウンドに向けて「2桁アンダーを目指して頑張りたい。自分のやりたいことをしっかりやって、今後につながるゴルフをしたい」と誓った。

続きを表示

2014年12月8日のニュース