「すごく良かったよ」上村愛子 夫からのメールが励みに

[ 2014年2月7日 23:20 ]

公式練習後、談笑する上村愛子

 フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(北野建設)は7日、初のメダル獲得を狙う8日の決勝に向けて最終調整し、あらためてコースの感触を確かめた。終了後は他国の関係者とも笑顔で言葉を交わすなど気負いは感じさせず「頑張ります」と快活に話した。

 6日の予選1回目を7位で通過した。直後に夫の皆川賢太郎(ドーム)からメールが届き「すごく良かったよ」の言葉がうれしかったという。「喜んでくれたことがすごく伝わるメールだった」と励みになった様子だ。

 予選後に「ジャンプをもっと大きく飛べればスピードも上がる」と課題を挙げたように、第1エアで後方宙返りを何度も飛んで勢いをつけるイメージを体に覚えさせた。第2エアも入り方を重点的に確認した。

 伊藤みき(北野建設)が予選1回目の直前練習で右膝のけがを悪化させ、棄権。上村は「自分が(伊藤に)してあげられることは、とにかくいい滑りをすることしかない」との思いで滑った。決勝は、チームの後輩を勇気づけるような滑りを期している。

 練習には予選2回目に出場する村田愛里咲(行学学園教)と星野純子(リステル)、男子の遠藤尚(忍建設)と西伸幸(白馬ク)も参加した。(共同)

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2014年2月7日のニュース