みき棄権 直前練習で「再受傷」予選2回目出場微妙

[ 2014年2月7日 05:30 ]

女子モーグル予選前の練習でゴール後に倒れ込み、顔をゆがめる伊藤みき

ソチ五輪 フリースタイルスキー 女子モーグル予選1回目

(2月6日 ロザフータル公園)
 伊藤を悲劇が襲った。予選1回目直前の練習。第2エアの着地の際に右足をひねり、表情をゆがめた。ゴール後に倒れ込むと、自力で起き上がれず「誰か来てください」と叫び、関係者に担がれてコースから出た。

 伊藤は「出たい」と訴えたが、フリースタイルスキーの林辰男監督に諭され「やめます」と予選1回目の棄権を受け入れた。JOCの奥脇透ドクターは「痛めていたところを再受傷した。それほどひどいとは思わない」と説明したが、救急車で会場を後にし、選手村の病院で診察を受けた。

 8日の予選2回目への出場について、林監督は「難しいと思う。これからのこともあるし、出たいからといって出させるわけには」と欠場の見通しを示した。3度目の五輪は一度も滑らずに終わることになりそうだ。

 昨年12月7日、フィンランドでの練習中、エアの着地に失敗し右膝を負傷。帰国後に右膝前十字じん帯損傷で全治8カ月と診断された。医師が勧める手術は回避したが、つえを突きながらの生活が続いた。今季はW杯に一度も出場できず、ぶっつけ本番の五輪だった。

 トリノは20位、バンクーバーは12位。五輪は悔しい思い出ばかり。ソチへの思いは強かったが、不本意な形となった。

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