瀬戸 400メートル個メ短水路日本新で連続V

[ 2013年8月11日 06:00 ]

男子400メートル個人メドレーで短水路日本新で優勝し、表彰式で笑顔を見せる瀬戸大也(中央)

 短水路(25メートルプール)で争う競泳W杯第2戦第1日は10日、ベルリンで行われ、世界選手権男子400メートル個人メドレー金メダルの瀬戸大也(JSS毛呂山)が同種目を3分58秒84の短水路日本新記録で泳ぎ、第1戦に続いて優勝した。200メートルバタフライは1分50秒96で3位、200メートル平泳ぎは2分4秒50で4位だった。女子50メートル背泳ぎの寺川綾(ミズノ)が26秒06で第1戦に続いて勝った。北島康介(日本コカ・コーラ)は男子50メートル平泳ぎで26秒91の5位、100メートル個人メドレーは53秒25の8位で、同100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)は50秒71の4位だった。

 瀬戸が400メートル個人メドレーで世界選手権王者の力を示した。最初のバタフライからリードを守って自身の短水路日本記録を0秒31更新し、2位に1秒06の大差をつけた。前日の練習後「今出せる力を全部出し切れば、自己ベストぐらいは出ると思う」と話していた通り、底力を見せた。ベルリンのプールでは高校1年で出場したW杯の同種目で初めて短水路日本新を出したそうで「縁起がいい。記録が出やすい高速プール」と好印象を口にしていた。世界選手権からの連戦にも「体のきつさを楽しみたい」と前向きに挑み、好結果を出した。

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2013年8月11日のニュース