松山の後輩・中川が7位発進、男女とも伊藤が首位

[ 2013年8月11日 06:00 ]

最終日での巻き返しを誓った中川将太

スポニチ主催文部科学大臣杯争奪平成25年度全国高等学校ゴルフ選手権大会第57回個人の部第1日

(8月10日 三重県津市・白山ヴィレッジゴルフコース・男子7035ヤード=パー71、女子6364ヤード=パー72))
 高校男子は松山英樹(21=東北福祉大)の後輩である中川将太(高知・明徳義塾3年)が1イーグル、2バーディー、2ボギーの2アンダー、69で回り、首位と4打差の7位につけた。伊藤優太(埼玉栄1年)が65で回り首位発進。高校女子は伊藤栞奈(かんな、千葉経大付2年)が4アンダー、68で回り首位に立った。

 <高校男子 会心イーグル!>インスタートの中川は11番で早々と会心のイーグル。「貯金ができたと思って精神的にも楽に回れた」と振り返った。目標とするプロは明徳義塾の先輩・松山。昨年11月、カシオワールド・オープン出場のために高知を訪れた松山と対面し、「頑張れよ」と声を掛けられたという。「常に堂々としている。ああいう選手になりたい」と中川。憧れの先輩が達成した全国制覇に続くつもりだ。

 <高校女子 伊藤「自分でもびっくり」>5バーディー、1ボギーの68で回った伊藤は首位発進に「自分でもびっくり」と大きな目を丸くさせた。前半のアウトをイーブンパーで折り返すと、後半に猛チャージ。「前半で不調だったパットがよく入ってくれた」と13番では8メートルのバーディーパットを沈めた。全国レベルの大会での優勝はまだない。「優勝争いに加わるのは楽しみ。頑張りたい」と力を込めた。

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