遼21位に浮上 松山は38位に後退/全米プロ選手権

[ 2013年8月11日 08:56 ]

7番、バーディーパットを沈め、ギャラリーの声援に応える石川遼

 第95回全米プロ選手権第3日は10日、米ニューヨーク州ロチェスターのオークヒルCC(7163ヤード、パー70)で行われ、28位で決勝ラウンドに進んだ石川遼(21=CASIO)は5バーディー、5ボギーの70で回り、首位と9打差の通算イーブンで21位に浮上した。

 同じく28位から出た松山英樹(21=東北福祉大)は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの73、通算3オーバーで38位に後退した。68で回ったジム・フューリク(43=米国)が通算9アンダーで首位。ジェイソン・ダフナー(36=米国)が1打差の2位、さらに1打差でヘンリク・ステンソン(37=スウェーデン)が続いた。

 大会連覇を狙うロリー・マキロイ(24=英国)は67をマークして3アンダーの7位に上がった。タイガー・ウッズ(37=米国)は73と崩れ、4オーバーの48位でメジャー通算15勝目は絶望的となった。

 ▼石川遼の話 本当に無我夢中で、自分のできることをやった。(最初と最後の連続ボギーは)しょうがない。風が吹いたし、ピン位置も難しかった。(最終日の)目標は4バーディー。前半でロケットスタートを切れるよう努力したい。

 ▼松山英樹の話 ショットが良くなくて短いパットも外して、こういう結果になった。自分で流れを失ってもったいない。これが今の実力。でもタイガー(ウッズ)も4オーバーですから。トップ10は遠いので、最終日はイーブンパーまで戻したい。

続きを表示

2013年8月11日のニュース