日本初の国際テニス連盟理事、川廷栄一氏が死去

[ 2013年8月4日 06:00 ]

死去した川廷栄一氏

 日本テニス協会名誉副会長の川廷栄一(かわてい・えいいち)氏が3日午前8時35分、心不全のため大阪市都島区の病院で死去した。79歳だった。

 兵庫県出身。通夜は6日午後6時、葬儀・告別式は7日午後0時半から、いずれも兵庫県芦屋市浜芦屋町4の21、クレリ芦屋ホール=(電)0797(34)3232=で。喪主は妻夙子(としこ)さん。

 テニスのカメラマンとして活躍していた81年に日本初の国際テニス連盟(ITF)理事となり、91年から8年間は副会長を務めた。テニスが五輪競技に復帰した88年ソウル五輪から昨年のロンドン五輪まで7大会連続で運営責任者として指揮を執り、昨年には国際オリンピック委員会(IOC)の五輪オーダー(功労章)を受章。日本オリンピック委員会(JOC)では副会長などを歴任した。

続きを表示

2013年8月4日のニュース