遼 1日で別人…最近7戦で5度目の予選落ち

[ 2013年8月4日 06:00 ]

第2ラウンド、3番でアプローチショットを放つ石川

USPGAツアー リノタホ・オープン第2日

(8月2日 米ネバダ州リノ モントルー・クラブ=7472ヤード、パー72)
 27位から出た石川遼(21=CASIO)は2バーディー、8ボギー、1ダブルボギー以下(ホールアウトせず)のマイナス7点で通算マイナス1点と崩れ、111位で予選落ちした。今田竜二(36=フリー)は4バーディー、4ボギーで4点を加えて通算7点とし、59位で決勝ラウンドに進出した。アンドレス・ロメロ(32=アルゼンチン)が22点でトップ。今大会はバーディー2点、パー0点、ボギーはマイナス1点、ダブルボギー以下はマイナス3点など、ホールごとの得点を積算する。

 5バーディーを奪った前日とは別人だった。5番パー4。石川はティーショットを右に曲げ、茂みから無理に狙って木に当ててボギーとした。「ショットがあまり良くなくて、修正がきかなかった」とうなだれた。終盤次第では予選突破の望みがあった13番パー5は第2打が木に跳ね返り、茂みに消えて打ち直し。約9メートルのボギーパットが入らず、球を拾い上げた。その後はパーオンできず、4連続ボギー。悪い流れは止まらなかった。日本ツアーを含めれば最近7戦で5度目の予選落ち。次週の全米プロ選手権を含め残り2試合で来季米ツアーの出場権確保を狙うが「できることは最大限やり調整してどうなるか。今までもやってきたし、それでこれなので…」と珍しく弱気だった。

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2013年8月4日のニュース