沙羅 金メダル目指し“予行演習”ソチ自費遠征へ

[ 2013年8月4日 06:00 ]

2位に終わり、引き揚げる高梨

 ノルディックスキージャンプ女子の高梨沙羅(16=クラレ)が10月にソチへの個人遠征を行うことになった。父・寛也さん(45)が明かしたもので、来年2月の五輪と同じジャンプ台で行われるロシア選手権(10月13、15日)に出場し、本番に向けた予行演習に励む。高梨は3日に札幌市宮の森(HS100メートル、K点90メートル)で行われた宮の森サマージャンプ大会に出場し、女子の部で伊藤有希(19=土屋ホーム)に敗れて2位に終わった。

 金メダルを見据えて高梨がいち早くソチで飛ぶ。五輪までにソチで行われる大会はロシア選手権のみ。10月末に練習期間が設けられる可能性もあるが、日本チームの参加は未定のため、大会を絶好の機会として自費遠征を敢行する。

 寛也さんは「沙羅本人がもうちょっと飛びたいと言っていたので」と理由を説明した。ソチのジャンプ台は国際スキー連盟の新規格に対応した新形状で、高梨も昨年のW杯ではタイミングを合わせるのに苦慮した。数をこなすことが五輪本番でも生きるとの考えだ。

 この日の試合では94・5メートル、95・5メートルを飛んで2位。国内戦では3月の全日本選手権以来となる敗戦となった。コーチらが「ジャンプは悪くない」と言っても、高梨は「モヤモヤしている」と不満げだった。

 先月の国内開幕戦の後に靴が壊れ、現在ドイツのメーカー「ラス」に足型を取ってもらって新調している。高梨の足のサイズは22・5センチで、靴は幅広型の24センチ。ところが、手元には小さなサイズのスペアしかなかったため、それを無理に広げて履いている。新しい靴が届く今月下旬までは、微妙に狂った感覚の調整が必要となりそうだ。

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