暴力告発問題と強化留保金問題の概要

[ 2013年3月18日 06:00 ]

 ▼暴力告発問題 昨年9月下旬、全柔連は園田監督の暴力行為を認識。園田監督と当該1選手から聞き取り調査を行い、同監督に厳重注意処分を科していた。だが12月4日に15選手が告発文をJOCに提出し実態が明るみに出た。全柔連は戒告処分を科した上で園田監督を続投させる方針だったが、2月1日に同監督が進退伺を提出し辞任。同5日には吉村強化担当理事が引責辞任した。

 ▼強化留保金問題 日本スポーツ振興センターが助成対象の指導者に1人あたり年間120万円支払っていた助成金のうち、同40万円を徴収し強化留保金としてプールし、飲食費などに使っていたことが発覚。留保金残高は2800万円に上り、会計処理もされていなかった。

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2013年3月18日のニュース