42歳元日本代表FB松田が引退「未練たらたらという気持ちもあった」

[ 2013年3月18日 17:37 ]

 ラグビーの元日本代表で43キャップを持つ、トップリーグ、東芝のFB松田努(42)が18日、東京都内で記者会見し「今季を持って引退し、普通のおっさんに戻る」と表明した。現役続行を希望したが、来季の戦力構想から外れた。今後は社業のほか、子どもたちのラグビー指導にもあたる。

 1990年代後半の日本選手権3連覇に貢献するなど東芝府中時代から20シーズン在籍し「ずっとラグビーが好きでいられた。『中年の星だ』と言われ、やっていてよかったと思った」と振り返った。現役について「未練たらたらという気持ちもあった」と話した。

 埼玉・草加高から関東学院大に進み、91年から4大会連続でワールドカップ(W杯)の代表に選ばれた。12年2月に41歳9カ月5日のトップリーグ最年長トライを記録したが、2012~13年シーズンの公式戦出場はなかった。

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