先月死去の祖父のため…大城 手向けVへ首位浮上

[ 2011年10月9日 06:00 ]

首位タイに浮上した大城さつきはスコアを提出し笑顔

SANKYOレディース第2日

(10月8日 群馬・吉井CC=6674ヤード、パー72)
 プロ3年目の大城さつき(22=フリー)がノーボギーの66をマークし、通算7アンダーの首位に浮上した。6月のリゾートトラスト・レディースでは最終ホールのダブルボギーで優勝を逃したが、先月13日に肺がんで亡くなった祖父・徳里哲さん(享年77)のためにもツアー初優勝に再挑戦する。大会連覇を狙うアン・ソンジュ(24=韓国)が大城と首位に並び、古閑美保(29=京セラミタ)は69と巻き返して通算イーブンパーの26位で予選を突破した。
【第2R成績】

 4カ月前の雪辱のチャンスが巡ってきた。1番から3連続バーディーで飛び出した大城は、その後も3バーディーを上積み。「パットが決まれば、もっとスコアが出せた」と余力を感じさせる首位浮上だった。

 リゾートトラスト・レディースでは惜しくも2位。直後に祖父が肺がんと分かった。「私が(8歳で)ゴルフを始めた時に、おじいちゃんも一緒に始めた」。実家に小さな練習場をつくってくれて一緒にクラブを振り、沖縄県内の試合にはいつも付き添ってくれた。「優勝を見せてあげたいと思ったら空回りして」と2位の直後は3戦連続で予選落ち。夏場にも4週連続予選落ちと苦しむうちに哲さんは他界した。

 ショックが大きすぎて最初の1週間はクラブも持てなかったというが、今大会は3週間ぶりのツアー出場。亡くなる前に哲さんから言われた「ゆっくりやったらいいよ」という言葉を胸に抱いてプレーしていたら自然と首位に立っていた。優勝を争うアン・ソンジュは強敵だが、天国の祖父のためにも優勝を目指して精いっぱいの力を尽くす。

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