近日中に理事会開き新弟子検査、番付など協議

[ 2011年2月7日 19:33 ]

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は7日、臨時理事会を近日中に開き、新弟子検査や番付編成などについて協議することを明らかにした。15日の第2新弟子検査を予定通り実施する方針のため、14日までに理事会を開催するという。

 理事会では3月の春場所中止によって影響を受ける事案について検討する。3月5日に大阪で予定されていた新弟子検査は東京で行う方向。場所ごとに各部屋へ支給される部屋維持費などの支払いや、今後再び番付を編成し直す必要があるかどうかについても話し合う。

 放駒理事長は監督官庁の文部科学省から、無気力相撲をチェックする監察委員会の強化や見直しを指導されたことも明かした。

 また、春場所中止の決定から一夜明け、この日は相撲協会に約200件の電話が寄せられた。そのうち約6~7割は中止を妥当とする厳しい意見で、激励する内容は3~4割程度だった。

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2011年2月7日のニュース