パッカーズが14季ぶりV 第6シードから下克上

[ 2011年2月7日 12:25 ]

スティーラーズを破って優勝を決め、チームメートと喜ぶパッカーズのQBロジャーズ(中央)

 米プロフットボール、NFLの王者を決める第45回スーパーボウルは6日、テキサス州アーリントンのカウボーイズ・スタジアムで行われ、ナショナル・カンファレンス(NFC)を勝ち抜いたパッカーズが31―25でアメリカン・カンファレンス(AFC)覇者のスティーラーズを破って14季ぶり4度目の優勝を果たした。

 最優秀選手(MVP)には3TDパスを決めたパッカーズのQBロジャーズが選ばれた。プレーオフ進出チームで最も低い第6シードが優勝するのは史上2度目。

 パッカーズは前半にロジャーズのパスなどで3TDを奪い、21―10とリード。7度目の優勝を狙ったスティーラーズの反撃に遭って第4クオーターに一時3点差まで詰め寄られたが、残り2分7秒のFGで突き放し、逃げ切った。

 ▼マッカーシー・パッカーズ監督の話 けが人が出ても、他の選手がカバーした。第3クオーターは苦しかった。ようやくこの優勝トロフィーを持って帰れる。

 ▼ロジャーズ(パッカーズ)の話 きょうは守備陣のおかげで勝てた。素晴らしい仕事をしてくれた。彼らと喜びを分かち合えてうれしい。

 ▼トムリン・スティーラーズ監督の話 勝つために来たが、かなわなかった。パッカーズを祝福したい。(3ターンオーバーは)敗因ではあるけど、相手守備陣がそれだけいいプレーをしたということ。(共同)

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