どう責任を取るか?「今のところ考えていない」

[ 2011年2月7日 06:00 ]

会見中、視線が宙に浮く放駒理事長

大相撲・八百長疑惑、春場所中止

 【放駒理事長に聞く】

 ――理事長としての責任は感じているか?

 「責任は痛感しています。過去に例のない不祥事で本場所が中止となり、なんとおわびをしていいものか分からない」

 ――信頼回復できたという判断はいつになるのか?

 「調査に基づいて事実が判明した場合は処分を下す。それを、きちっと済ませない限り(今回の問題が)終わりということにはならない」

 ――力士は今後、何を目標とすべきか?

 「本場所がなくなるということではない。調査結果が出て処分する日はいつかくる」

 ――理事長としての責任はどのように取るのか?

 「今のところ考えていない。(問題解決が)終わった場合は、まだ分からない。責任があることは自覚しているが、今は解決に向け力を注ぐ」

 ――関与者に解雇以上の処分を下すことはあるか?

 「現時点で答えることはできないが厳しい処分になる」

 ――再発防止策は?

 「今でも監察員がいるが、そこをもう一度見直すなど新しいことをやっていかないといけない」

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2011年2月7日のニュース