放駒理事長が春場所中止を謝罪…文科相は“全容解明を”

[ 2011年2月7日 16:56 ]

大相撲・八百長疑惑、春場所中止

 大相撲の八百長問題で、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は7日、監督官庁の文部科学省で高木義明文科相に、6日の臨時理事会と評議員会で3月の春場所の中止を決定した経緯を報告して「たびたび大変なご迷惑をおかけして、申し訳ございません」と謝罪した。

 放駒理事長は調査中のため具体的な氏名の言及を避けたというが、八百長への関与が疑われる人数が14人に上ることなどを報告。高木文科相は「事の重大性から、3月場所中止はやむを得ない。公益法人の存立に関わる深刻な事態だ」と受け止め、徹底した調査による全容解明を指示した。

 高木文科相は調査期限を設けず「(八百長)根絶のために一刻も早く対応しないと。原点に返って立ち上がっていただきたい」と強調した。

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2011年2月7日のニュース