日本 2次L初戦はフランスに完敗

[ 2010年10月3日 06:00 ]

 バレーボール男子の世界選手権は1日、イタリア・ミラノなどで2次リーグが行われ、M組の日本は欧州選手権準優勝のフランスに0―3で完敗し、初戦を落とした。フランスは1勝1敗。日本は同組最終戦でアルゼンチン(1勝)に勝つことが3次リーグ進出の最低条件となる。日本はサーブミスを15本と相手の倍以上も犯したのが響いた。エースの清水(パナソニック)はチーム最多14点を挙げたが、他の先発陣が精彩を欠いた。

 ミスの連続で競り負け、清水は「攻めたけどミスが多かった。勢いに乗りそうなときに乗り切れなかった」とうなだれた。植田監督も「もったいない試合をした」と唇をかんだ。特に第2セットの19―19から米山がサーブミスし、20―21から富松もサーブを外したのが痛かった。植田監督は「選手にベストのプレーをさせてあげたい。気持ちを切り替えさせ、なんとかばん回したい」と祈るような口調だった。

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2010年10月3日のニュース