日本は10位 大神は21点も逆転負け

[ 2010年10月3日 06:00 ]

 バスケットボール女子の世界選手権第8日は2日にチェコ・カルロビバリで行われ、日本は9、10位決定戦でブラジルに79―84で敗れた。日本は10位で、前回出場した02年大会の13位は上回った。日本は2次リーグで延長戦の末に2点差で敗れたブラジルを相手に、速攻がさえた第1Qに31点を奪うなど前半で45―42とリードした。しかし第3Qに逆転され、第4Qは大神(JX)らの得点で食い下がったが及ばなかった。

 最終戦でエース大神は21点を奪った。桜田や名木ら脇役も2ケタ得点。それでも勝てなかった。相手の2メートル前後の長身選手のパワフルな個人技に苦しめられ、中川監督は「結局センターのところでやられる」と肩を落とした。8試合を戦って2勝6敗だったが、小差の試合も多かった。それだけに大神は「日本のバスケを世界で認めてもらうためのスタートラインには立てたかな」と話した。

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2010年10月3日のニュース