朝青龍 涙の断髪式…最後の土俵入りに大歓声

[ 2010年10月3日 15:51 ]

断髪式で目頭をおさえる元横綱朝青龍関

 知人男性への暴行騒動の責任を取り、2月に引退した元横綱朝青龍(30)のドルゴルスレン・ダグワドルジさん(モンゴル)が3日、東京・両国国技館で断髪式を行い、大勢の観客の前で最後の大銀杏姿を披露した。

 断髪式に先立って、最後の横綱土俵入り。露払いに同じ高砂部屋だった朝赤龍、太刀持ちに大関日馬富士(伊勢ケ浜部屋)を従え、現役時代とさほど変わらない体つきで力強い雲竜型を披露した。無数のカメラフラッシュと飛び交う歓声が、相変わらずの人気を象徴していた。

 その後再び土俵に上がって司会者のインタビューに応じ「声援は現役中かと思わせるほどで、本当にありがとうございました。次の人生に夢をかけて頑張ります」と話し、涙をぬぐった。

 断髪式では森喜朗元首相らがはさみを入れた。

続きを表示

2010年10月3日のニュース