17歳の奈良 史上8番目の年少優勝

[ 2009年11月15日 06:00 ]

女子シングルスで初優勝し、表彰式で笑顔の奈良くるみ

 テニスの全日本選手権第8日は14日、東京・有明テニスの森公園で行われ、女子シングルス決勝では奈良くるみ(17=大産大付高3年)が米村知子(27=APF)を7―5、6―1で破り、初優勝した。

 17歳の奈良が史上8番目の年少優勝を飾った。今年4月にプロ転向した女子高生は「狙って勝ててうれしい。優勝する自分をいつも妄想していた」と頭で思い描いた通りの結末を喜んだ。来季からはツアーに本格進出する。杉山、森上ら長年日本の女子テニス界を支えてきた選手が今季限りで引退。後継者として期待されるホープは「今度は自分がグランドスラムの本戦に出場し、日本のトップ選手になりたい」と目を輝かせた。

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2009年11月15日のニュース