放心状態の鈴木桂治「もう勝てないのかな…」

男子１００キロ超級３回戦で敗れ、悔しそうな表情の鈴木桂治

１９歳に敗れ去った金メダリスト内柴／講道館杯

　【柔道・講道館杯】１００キロ超級の鈴木桂治は３回戦で強引な大外刈りを相手に返され、一本を奪われた。「いまの実力はこんなもの。もう勝てないのかな…」と放心状態で話した。
　昨夏の北京五輪は１００キロ級で初戦敗退。しばらく休養した後、現役続行を決めて１００キロ超級に転向したが、目立った成績を残せていない。
　試合後は日本男子の篠原監督に今後の意思を問われ「頑張ります」と答えた。休む間もなく、今月末に中国で行われる国際大会と来月のグランドスラム東京大会に出場する。