遼くん 暫定12位からチャージ宣言!

[ 2009年11月15日 06:00 ]

<VISA太平洋マスターズ 3日目>5番の途中で日没サスペンデッドとなりカートに乗り込みクラブハウスに戻る石川遼

 【三井住友VISA太平洋マスターズ】石川はパッティングに精彩を欠いた1日となった。

 出だしの10番で2メートルのバーディーパットを外したのを引きずって「インパクトでヘッドスピードが緩んでしまった」とストロークのブレに苦しんだ。16番でようやく1・5メートルのバーディーパットが決まり、やれやれといった感じで右手を突き上げた。

 大雨が降っている間はクラブハウスで待機し、「ずっとレストランに座ってるのも良くないと思った」と雨が弱まると同時に練習グリーンに一番乗り。しかし、スタート3時間前からの“早出特打”も結果には結びつかず、プレー後には薄暗くなった練習グリーンに居残ってストロークを修正した。

 最終日は5番パー4の2打目から合計23ホールの戦いになる。「まずは残りの5ホールで2ケタアンダーに乗せたい」と暫定12位からのチャージを誓い「必ず優勝争いをしたい。まだまだあきらめる位置じゃない」と逆転Vの可能性を信じていた。

 ≪池田はセカンドショットの精度欠く≫賞金ランク1位の池田はセカンドショットの精度を欠いて、スコアを2打落とした。インから出て6番までの15ホールで2バーディー、4ボギー。「あー疲れた」と切り出し「右手首はそんなに悪くない。自分の組み立てが悪かっただけ」と悔しさをにじませた。最終日は7番パー3から。「いきなりショートだからボギーだけは打たないようにしないと」と立ち上がりを巻き返しへのポイントに挙げた。

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2009年11月15日のニュース