19歳に敗れ去った金メダリスト内柴/講道館杯

[ 2009年11月15日 19:25 ]

男子66キロ級決勝で内柴正人(上)に腰車で一本勝ちした海老沼匡

 柔道の講道館杯全日本体重別選手権最終日は15日、千葉市の千葉ポートアリーナで男子7階級を行い、66キロ級で19歳の海老沼匡(明大)が、決勝で北京五輪金メダルの内柴正人(旭化成)を腰車で破って初優勝を果たした。海老沼は全5試合で一本勝ちした。

 73キロ級は今秋に66キロ級から階級を上げた秋本啓之(了徳寺学園職)が勝ち、90キロ級は西山将士(新日鉄)が2連覇した。
 内柴をはじめ今夏の世界選手権代表がことごとく敗れた。全日本選手権覇者で100キロ級の穴井隆将(天理大職)は初戦敗退し、90キロ級の小野卓志、60キロ級の平岡拓晃(ともに了徳寺学園職)も表彰台を逃した。
 100キロ超級の鈴木桂治(国士舘大教)は3回戦で姿を消した。

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2009年11月15日のニュース