吉井が日本新で2位/SスケートW杯

[ 2009年3月7日 07:20 ]

女子1000メートルで1分14秒05の日本新記録で2位の吉井小百合

 スピードスケートのW杯今季最終戦、ソルトレークシティー大会は6日、米ユタ州ソルトレークシティーで開幕し、女子千メートルで吉井小百合(日本電産サンキョー)が自らの日本記録を0秒35更新する1分14秒05で2位に入った。優勝はアンニ・フリージンガー(ドイツ)で1分13秒86。

 男子五百メートルは長島圭一郎(日本電産サンキョー)が34秒56で4位、及川佑(びっくりドンキー)は34秒667で5位、加藤条治(日本電産サンキョー)は34秒669で6位。34秒37で優勝した于鳳桐(中国)が種目別総合優勝を決め、長島は総合2位だった。
 男子千五百メートルはシャニー・デービス(米国)が1分41秒80の世界新記録で制した。

 ▼吉井小百合の話 気持ち良く滑れた。2位はまさかという感じ。予想していなかった。トップと0秒2の差で滑れたことは大きい。次の五百メートルも気分よく滑れる。
 ▼長島圭一郎の話 力んで、パワーに頼っていた。34秒1とか2は出せたと思うし、悔しい。スピード感がこれまでとは少し違った。
 ▼及川佑の話 バックストレートで(同走者の)後ろに入ってスピードを緩めてしまった。もっと上に行けたんじゃないかと思う。
 ▼加藤条治の話 今の状態にしては良いタイム。ほっとしているのと、これからやることがありすぎてつらいのと両方。でも、だんだん上位は見えてきた。
 ▼穂積雅子の話 体が動かなかった。速いリンクに対応しきれなかった。自己ベストを狙っていたのに、恥ずかしいタイム。
(共同)

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2009年3月7日のニュース