北京五輪男子二百 失格取り消しの訴え却下

[ 2009年3月7日 01:01 ]

 北京五輪の陸上男子二百メートルを2位でゴールしながらコース侵害で失格したチュランディ・マルティナ(オランダ領アンティル)について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は6日、オランダ領アンティルのオリンピック委員会(NAOC)から出された失格取り消しの訴えを却下すると発表した。

 このレースはウサイン・ボルト(ジャマイカ)が19秒30の世界新記録で優勝。3位で入線したウォラス・スピアモン(米国)がまずコース侵害で失格となり、その後に米国チームの抗議でマルティナの失格が決定。4、5位の米国勢が繰り上がりでメダルを獲得した。
 NAOCは国際陸連が規定する時間内に米国の抗議がなされなかったなどとして提訴した。(共同)

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2009年3月7日のニュース