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板倉滉 主将・吉田麻也から「泣くなよ、早いぞ」と言われたロッカールームでの秘話明かす

[ 2022年12月10日 09:32 ]

日本代表DF板倉滉
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表のDF板倉滉(25=ボルシアMG)が10日、フジテレビ「めざましどようび」(土曜前6・00)に生出演。主将のDF吉田麻也(34=シャルケ)との関係について明かした。

 チームは、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグでドイツ、スペインに逆転勝利。コスタリカには破れたものの、グループ1位で決勝トーナメントへ進出。決勝トーナメント1回戦では、クロアチアとPK戦の末に惜敗。大会から姿を消したが、日本サッカー史上初めて2大会連続の16強という結果を残した。板倉は1次リーグは3試合すべてでフル出場したが、累積イエローカード2枚となり、クロアチア戦に出場停止で、スタンドから見守った。

 板倉と吉田はディフェンダーという共通点だけでなく、ともにブンデスリーガ(ドイツ1部)にプレーをしている。板倉はテレビの生出演がこの日初めてということで、番組では吉田からのビデオメッセージを紹介。吉田は「生放送は空気を読むことと、時間を守ることが非常に大事です。それは試合のゲームマネジメントにつながなります。だからここでしっかりと経験値を積んでください。そして日本サッカーの発展に貢献してください。またデュッセルドルフでご飯食べましょう」と呼びかけた。

 そんな吉田に、板倉は「久しぶり感もないですね。ずっと一緒にいたんで」と苦笑。「ちゃんと時間守って、余計なことは言わないように頑張ります」と笑顔を見せた。

 そんな吉田との関係について「僕、ドイツで住んでいる場所も近くて、もうサッカー以外でもずっとお世話になっている人です。(距離は)車で10分、15分ぐらいですね」と明かした。

 1次リーグ第3戦でスペイン戦に勝った後、ロッカールームで泣いている板倉に、吉田から「滉、泣くなよ、早いぞ!」と励まされたことが話題になった。板倉はイエローカードが累積2枚となり、次戦クロアチア戦は出場停止が決まっていたが、「麻也くん、全然気づいてなかったですね、僕が出られないことを。だから、泣くの早いぞって言われて。僕の中では“次出られないんだよな”って思ってました」と苦笑。「絶対泣きたくなかったし、泣いた映像が出るのが嫌なんですけど…でも、次出られないっていう悔しさがあって、ロッカールームに入った時は涙も出てなくて、切り替わっていて。でも、チームメイトと話したりすると、落ち着いた時にもう1回“次出られないのか”っていう、悔し涙が出てきました」と振り返った。

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