×

岡田武史氏 “神様からのご褒美”だったスペイン撃破「今まで勝つために積み重ねてきたから」

[ 2022年12月9日 23:01 ]

元日本代表監督の岡田武史氏
Photo By スポニチ

 元サッカー日本代表監督の岡田武史氏(66)が9日、ABEMA「岡田武史×本田圭佑 特別対談@ドーハ」に出演。サッカー元日本代表MFで「ABEMA FIFAワールドカップゼネラルマネージャー」の本田圭佑(36)と対談しながら1次リーグ最終戦のスペイン戦を振り返った。

 日本は1次リーグでドイツ、スペインと強豪2カ国を撃破し、グループリーグ首位通過で決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。PK戦は1―3で日本は敗れて史上初となる8強入りに届かなかった。

 戦前はスペインの中盤であるMFガビ、MFペドリ、MFセルヒオ・ブスケツをフリーにさせてはいけないと思っていた岡田氏。「フォーメーション見たら5―4―1だったから、どうしても合わないから前に出れないと思っていた。これで前に行くならマークを捨てるかストッパーが出てこないといけない。合わせるだけなら4枚の方がいいと思っていた」と試合前に思っていたことを回顧した。

 試合中も「案の定、前半は出てこないからディフェンスライン5人のうち、2人ぐらい浮いてるわけで中盤が足らなくなってプレッシャーにいけなくなった。でも途中から谷口とか板倉が行きだしたよね。あの辺から良くなってきた」と振り返った。

 ドイツに続きスペイン相手にジャイアントキリングを起こしたことについても「“運”なんだけど、それは神様のご褒美なんだよ」と話し始めた。「神様のご褒美って、本当にやるべきことを積み重ねてきた人しかもらえない。森保は今まで勝つために積み重ねてきたからご褒美をもらえたと思う。勝ちへの執念を持っていた」と勝つための努力重ねてきたからこそつかみ取ったスペインからの勝利だと話した。

続きを表示

2022年12月9日のニュース