流動的な攻撃を支えたC大阪の“偽SB”…指揮官「これまで取り組んできたこと」
明治安田J1百年構想リーグ C大阪3―2長崎 ( 2026年5月9日 ハナサカ )
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C大阪はホームで長崎に3―2で勝利し、5試合ぶりの90分勝利を手にした。互いに撃ち合う壮絶な内容だったが、アーサー・パパス監督の求めるサッカーの“進化版”が垣間見られた一戦だった。
「良いバランスがあった。両サイドバック(SB)が最初から高い位置を取り過ぎないこと、距離間を良くして全員で前進していくことが狙いだった。良いポジショニングを取って空いたスペースに入っていく。規律を守ることが大事だった」
前半はDFディオン・クールズ、後半はDF奥田勇斗が積極的に内側のポジションを取る“偽SB”の役割を担った。敵地・清水戦から中2日。一朝一夕に仕込んだものではなく「これまで取り組んできたこと。やりたいことの一つだった」という。クールズが攻撃的なポジションを取った後の空いた右エリアを絶妙に埋めたMF石渡ネルソンも「絶対に“俺がそこに落ちる”というわけではなくて自由にやって良いと言われていたので、状況を見ながら感覚で入っていました」。全員の素速い判断力が攻撃の流動性を生んだ。
昨季の得点源だったFWラファエル・ハットンが移籍。その中で技術やスピードに優れたMF柴山昌也とMF中島元彦、MF本間至恩を並べる“3シャドー”戦術や、本間と柴山の小兵2人を最前線に並べる“ゼロトップ”システムを採用するなど魅力的なチームはできつつある。残り2試合。勝利とともにチームとしての完成度も追求していく。
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