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京都・チョウ貴裁“語録”「シャトル」とは スマッシュ速度400キロ「最速のスポーツ」からヒント

[ 2022年1月11日 05:30 ]

熱心に身ぶり手ぶり指導する京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 12年ぶりのJ1舞台を戦うための新たな“チョウ語録”が誕生した。メディア向け公開練習となった10日、チョウ貴裁監督はミニゲームやパス練習で何度も「シャトル!」と声掛け。指揮官によるとバトミントンのシャトル(羽根)を指しており、その意図を説明した。

 「現代のサッカーは“ここにパスを出しますよ。はい、来ました”では相手を崩せない時代。ボールが出る瞬間には(受け手の判断も体も)スピードが上がっていないといけない。“シャトル”と聞いたら、どこかでスピードが爆発的に上がっていく、局面を突破していくというイメージしないといけない」

 バドミントンはスマッシュ速度が300~400キロ。テニスや野球よりも最大速度が高く『最速のスポーツ』とも呼ばれている。打つ瞬間に最大限の力を伝えるところからヒントを得たようで、サッカーの試合でも生かしたい考えだ。

 昨年からサイドバックをアクセル、インサイドMFをBB(ボックス・トゥー・ボックス)、ベンチメンバーをストーム(嵐)など役割に応じて命名。「商品を新しく作る時に見よう見まねだけではなく、自分たちの信じた道を歩いて行くのも大事。良い意味でパイオニア精神」。既存のサッカー用語やシステム論ではなく独自路線を進み、選手やチームに刺激を与えてきた。

 昨年オフには20年に指導した流経大の試合や練習に参加。「最後の“差”はタレントの差ではなく、取り巻くチームのメンタリティーで大きく変わる。選手全員が同じ意識を持ち、同じ目的に向かって取り組むチームは強い」。強いチームのあり方を再確認した。

 まずは沖縄キャンプで戦術と意思の統一。そしてバドミントンのシャトルのように、J1で力強く羽ばたく。

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