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カズ JFL鈴鹿への期限付き移籍を11日11時11分に正式発表「新しいチャレンジに踏み出します」

[ 2022年1月11日 11:11 ]

三浦知良
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 J2横浜FCは11日、元日本代表FW三浦知良(54)がJFL鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍すると正式発表した。代名詞でもある背番号11にちなみ、11日の午前11時11分の発表。カズはクラブを通じ「横浜FCファン・サポーターの皆さんこんにちは。三浦知良です。この度、JFL所属の鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍することを決めました。2005年から実に16年間という長い時間、横浜FCでプレーしてきました。皆さんとともに戦い、これまで積み上げてきた数々の思い出や誇り、そして感謝の気持ちを胸に、新しいチャレンジに踏み出します。横浜FC、皆さんの幸運を願っています。本当にありがとうございました。Boa Sorte」とコメントした。

 鈴鹿は、兄の三浦泰年(56)が監督兼GMを務め、兄弟タッグとなる。泰年氏は「勝利するためにカズを呼ぶ。試合に起用するだけでなく、勝利の瞬間にカズがピッチに立っている。そういう姿を見せられるのではないかと思う」と話す。昨季4位で今季は三重県勢初のJ3昇格を目指し、そのシンボルとして期待する。カズ獲得に向けては早い段階から動き、J2から関東2部まで8クラブに及んだ争奪戦も終始、リードした。

 カズ自身もJFL仕様の準備が進む。例年なら年始に始まる第2次自主トレもJFLの開幕(3月13日)から逆算し、今月中旬にスタートする。J1でもJ2でもJ3でもない、プロとアマが混在し、4部に相当するJFLで2月には55歳となるキングの新たな挑戦が始まる。

 ◆JFL(日本フットボールリーグ) Jリーグ入会を目指すクラブの他、企業やアマクラブなどが所属し、アマチュアにとっては最高峰の全国リーグ。今季は16チームがホーム&アウェーの2回戦総当たりで戦う。J3昇格にはJリーグ百年構想クラブに認定され、J3クラブライセンスの交付を受ける必要がある。その上で、JFL4位以内かつ百年構想クラブの中で上位2位に入ることが条件。一方、J参入を目指さないクラブはアマ契約、社員選手のみで戦うなどプロ、アマが混在している。 

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2022年1月11日のニュース